ばさし’s blog

日々感じた事を記す。それは自分のためであり、あなたのためでもある。

狭く深くがよろしいです

2020年に東京で開催予定のオリンピック 数兆円にものぼる費用と時給0円で働く半強制ボランティアの人たちの力でなんとか実現しそうな本大会だが そもそも、オリンピックってそんな面白いかな 多くの人がそんな一瞬で終わる祭りに莫大な金使うなら被災地の復…

うんちは皆の宝物

僕には最高に可愛い2人の子どもがいる 娘と息子 だいたい3歳(娘)と6ヶ月(息子)の2人だ 娘はもうすっかりお姉ちゃんで最近ではおしゃべりも上手になり、おしっこだってトイレでできるようになった が、うんちはまだらしい。どうやらうんちは子どもにとって宝…

必要悪と理想のハザマで

まずは先日沖縄の戦没者追悼式にて中学3年生の女の子が披露した非常にアウトスタンディングなポエムを聞いてほしい https://youtu.be/9588cb3ELDQ 沖縄の自然豊かな美しい光景が眼前に広がるような生き生きとした描写の数々と入念に作り込まれた文章にまず誰…

オヤゴコロ

出産が近づき、妻と娘は宮崎に帰っている 東京では僕独り 1人の時間はけっこう好きな方だと思うがやはり物足りない なんたって普段なら家に帰ってドアを開ければただいまと言う以前にドアが開いた音だけで玄関に走って出てきてくれる娘がいて、リビングに入…

実るほど頭を垂れる稲穂かな

人の上に立つ人間は必ずこのことわざを心得ておくべきだと思う 逆に言うとこのことわざを体現できていない人間は人の上に立つべきではない 今の僕は立場もステータスも底辺なので、よーするに今はまだこの諺は自分とは関係ない「他人事」なので、こんな偉そ…

How ungrateful I was...

ハローみなさん このブログを見てくれている根強い僕のファンがどれくらいいるのかはあまり分からないけど 少ないからず30人くらいはいると見ている (ブログではアクセス数だけは見ることができる。しかし中には僕の熱烈なファンが複数回閲覧しているはずな…

一輪車に乗って見下ろす町は

僕は寝ているときそれほど夢を見るタチではないが(正確には目覚めた後夢を覚えていることがほとんどない)、たまにすごく恐ろしい同じような夢を見ることがある 中でも一番恐いのは自分が一輪車に乗って町を徘徊している夢だ これは身の毛がよだつほど恐い …

その名もジグリング

僕はユスラーだ ユスラーとは僕が作った言葉だが まあ簡単に言えば意識的に貧乏ゆすりをする人のことを指す 僕の仕事は基本デスクワークなのでこれ見よがしにパソコンを打ちながら日々貧乏ゆすりをしている これは完全に癖になっている部分もあるが、その自…

あの味は

海辺には世界中の富豪たちの所有物であろう無数のクルーザーとヤシの木がズラりと並び、その景色を背景にランナーたちが上半身裸にサングラス姿で颯爽と駆け抜ける。 近くのパッションフルーツと生クリームがどっさりのったパンケーキのお店には日本ではそん…

時代の罠

毎週日曜は僕は教会へ行く その理由はたくさんあるが根本的なところでは 生きている意味と目的を再確認するため、というとこだろう 人はなぜこの世に生を受け、生き、そして死ぬのか 現代の日本の社会は誰もが一度は持つであろうこの最も素朴で深遠な疑問に…

今日も美人を探してる

僕は昔から人をじろじろ見る癖がある 歩きながらすれ違う人はもちろんのこと、車を運転している時でさえ反対車線を行く車の運転手を見たりすることはよくある 電車に乗り込むようなことがあれば目の届く範囲にいる人はきっと無意識のうちにザッとスクリーニ…

母の目

今日は僕の母について話したい。 母はずいぶん長い間目があまり見えていなかった。 視力が極端に低かったのだ。 そのせいでよく自転車で田んぼに突っ込んだりしていた。 世の大抵の低視力の人たちは眼鏡という今となっては文明とも呼べないくらい当たり前に…

哀愁の正体

今の時期は一年で一番好きな時期だ。 たとえ同じ気温であったとしても春のそれよりも秋のこれの方が遥かに好きだ。 だからこの気温だけが僕が秋を好きにさせてる理由でないことは確かだ。 考えてみれば僕は朝日よりも夕陽が好きで、その終わりゆく儚さがある…

狂気vs無感情

「てめえこの野郎ーー!」おじさんの怒号が京王線新宿駅ホームに響き渡る。 駅について改札へと向かう僕は反射的に声のする前方に目をやる。 すると60くらいの小さなおじさんが20手前くらいの細身で長身の男に肩で何度も体当たりしているではないか。 こうな…

不本意な前髪

満員電車にお尻からねじ込むように乗り込む女性をホームから見ていた。 ドアが閉まれば絶対に顔が挟まれてしまうのではないかと思うくらいの収まりの悪さであった。 ついに駅員の笛が鳴り響きドアが閉まる。 いつも不思議に思うが、閉まる瞬間のドア付近の人…